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「BMWは壊れる」の真実 - BMWって壊れやすいの?故障が多いってホント?

✔ 2019年5月14日 加筆修正

当サイトでは中古BMWに安く・楽しく乗るための様々な知識を紹介しています。

この記事では、「BMWは壊れる」(壊れやすい、故障が多い)という意見について考えてみたいと思います。

 

また、以下の記事ではBMWを購入する際の注意点やチェックポイントなどをまとめています。

是非参考にしてみてください。

よくあるBMWの故障の実例

まずはじめに、BMWでよくある故障の実例を紹介します。

例1:クーラントホースやエキスパンションタンクの破損による水漏れ

エンジンを冷却するためのクーラント(冷却水)は、ゴム製のホースや樹脂製のタンクに溜められています。

クーラントは沸点を高めるために加圧されており、ゴムや樹脂が劣化することで漏れ出します。

これは、BMWでよくある故障のひとつです。

 

原因は、エンジンルーム内の熱やクーラントの温度変化、加圧、走行中の振動、経年劣化です。

残念ながらBMWを始めとした輸入車のゴムや樹脂の耐久性は総じて低いです。

(低いというか、日本製の耐久性が高すぎるとも言い換えることができます)

 

ドイツの工業界において、90年台前半にリサイクル素材が多用され始めた時期がありました。

素晴らしいことではありますが、当時は技術が追いついておらず品質の低い製品がたくさん作られました。

近年では品質が改善されてきており、10年以内にこうしたゴムや樹脂製品が劣化することは少なくなりました。

 

これらの部品が破損した場合、クーラントが漏れ出します。

破損の程度が大きければ即座に走行不能になります。無理に走行しようとするとエンジンがオーバーヒートするでしょう。

 

こうしたゴム・樹脂パーツの劣化は見た目ではわかりづらく、定期交換を明示されている部品でもないため破損して初めて劣化を知ることになります。

BMWを長く維持されている方のなかには、故障前に交換してしまう方も多いです。

 

この故障はよくあるケースでありながら、発生した途端に走行が困難になります。

車に詳しくなければないほど「BMWは壊れる」という不安が大きくなってしまいます。

破損の仕方次第ではもくもくと蒸気があがり、見た目もなかなかショッキングと言えます。

ただし、実際には故障前に小さな亀裂などが生じて、エンジンルーム内に冷却水が漏れた白い跡がみられるようになるため、事前に気づくことができます。

なお、壊れると言っても短くとも7年、大体10年ほどは壊れません。

それ以上は運の世界ですが10年以上壊れないケースが過半数です。

▼クーラントホース

BMW E87 E90 E91 E92 E89 Z4 E84 X1 ラジエーター ラジエター クーラントホース ウォーターホース 130i 323i 325i 23i 25i 28i 17127531579

例2:イグニッションコイルの故障

イグニッションコイルの故障も、BMWではよくある故障のひとつです。

イグニッションコイルはエンジンの点火装置のひとつで、非常に重要な部品です。

火花を飛ばして点火させるスパークプラグに、火花を飛ばすための電気を送り出している部品がイグニッションコイルです。

 

価格はやや高額で1本あたり1~2万円程度します。

4気筒エンジンなら4本、6気筒エンジンなら6本と1気筒当たり1本使用されています。

多くの場合、1本故障すると他のイグニッションコイルも寿命と判断され、全数交換を提案されることが多いです。

全数交換となればなかなかの費用になりますから、オーナーとしてはショックも大きいです。

実際には、壊れた1本だけを交換していく形でも全く問題ありません。

 

多くのBMWの整備記録を見ていると、かなりの確率で新車保証期間内にイグニッションコイルを交換しています。

イグニッションコイル自体は徐々に劣化していきますが、それにしても早い時期に交換している例が散見されます。

 

ただし、そうした新車保証期間内の無償交換を除くと、短くとも7年、大体10年くらいは壊れません。15年以上交換されていない車両も珍しくありません。

▼イグニッションコイル

BOSCH BMW 純正 OEM イグニッションコイル 0221504470

例3:ガスケットの劣化(オイル漏れ・水漏れ)

こちらもよくあるケースです。

エンジンやその周辺のパーツは金属や樹脂でできています。

そうしたパーツ同士を接続するためにボルトやナットが使われますが、パーツとパーツの間にはガスケットが挟まっています。

このガスケットのお陰で、パーツ間を流れるエンジンオイルや冷却水が漏れだしません。

要するにガスケットとは「パッキン」です。

水筒やタッパーについているゴムと同じようなものです。

 

このガスケットが劣化して痩せ細ったり、亀裂が入るとオイルやクーラントが漏れてきます。

例1で説明したように、ゴムの質は日本車と比べて低いです。

早ければ5年ほどで劣化し、オイルが滲みだすこともあります。

 

ガスケットの劣化で漏れ出すことが多いのはオイルです。

しかし、オイル漏れはすぐに症状があらわれなかったり、走行に支障がないことが多いです。

そのためディーラーやショップに車検を依頼した際に、オイル漏れを指摘されます。

ガスケットはエンジン周辺各部に大量に使われています。

車検や整備のたびにオイル漏れが発見されると、車の所有者は「故障ばっかり」と思うことでしょう。

 

しかし、以下の記事でも説明したようにオイル漏れの緊急性は低い場合が多いです。

計画的に修理することで、修理費用をグッと抑えることができます。

▼シール・ガスケット

BMW E46 E90 E91 E82 E87 E88 E84 X1 エンジンオイルフィルターハウジング パッキン ガスケット 318i 320i 116i 118i 120i 18i 11427508971

BMWのパーツごとの耐久性を考える

続いて、BMWの車両に採用される主要な部品について、それぞれ耐久性を考えてみましょう。

エンジンについて

BMWのエンジンは世界中から高く評価されています。

それは、パワーやフィーリングだけでなく、耐久性も含めた評価です。

BMWのエンジンの耐久性は?

BMWのエンジンの耐久性は高いです。

国産車と大差ないでしょう。20万kmでも40万kmでも走ることが出来ます。

ただし、長く乗っている感想としては国産車よりは繊細です。

 

つまり、メンテナンスが肝要です。

 

適切にメンテナンスされていないエンジンは、短期的には問題が生じることは少ないです。

しかし、長期的にはそのツケが積もり積もって大きな故障や不調を招いてしまいます。

 

適切にメンテナンスを施すことで、エンジンを保護し、寿命を延ばし、故障を予防し、快適に乗り続けることができます。

ここで言うメンテナンスとは全く難しいことはなく、エンジンオイルをまめに交換するということです。

現在はエンジンオイルがロングライフ化し、数万kmに1回という長い交換スパンが採用されています。

しかし、長く乗りたいのであれば、交換スパンを短くすることを強くおすすめします。

 

実際に中古で出回る新しい車両を見ると、エンジン内がおそろしく汚い車両が散見されます。

AT(オートマチックトランスミッション)について

「輸入車のAT」に不安に不安を抱く方も多いのではないでしょうか?

ATは壊れやすいか?

BMWのATは壊れにくいです。

そもそも、ATはBMWが自前で作っていません。

トランスミッションメーカーが製造しています。

具体的にはZFやGMや、トヨタ系のアイシンも採用されています。

実際に、私個人の経験としても故障したことはありません。

20万km近くまで乗った車は4速のZF、15万km近くまで乗った車は5速のZFでした。

故障の話は、検索するとちらほら出てきますが、気にしても仕方がないレベルではないでしょうか。

国産でも検索すればちらほら見られますからね。

ここ20年くらいのBMWであればATの故障を殊更心配する必要はないでしょう。

ATF交換について

最近のBMWは、ATFの交換を不要と明言しています。

しかし、消耗品である以上は交換した方が良いです。

ATFはエンジンオイルに比べて長持ちするというだけで、劣化することに変わりはないからです。

当然ながら、交換はできるように作られていますし、その手順もあります。

しかし、ATのオイル管理は非常に繊細であり、気軽に交換できるものではありません。交換が引き金となって故障が発生する可能性があります。

これを避けるために、メーカーはATFの交換を不要としています。

 

ただし、ATFを交換せずとも20万km以上問題なく走行している車両も珍しくありません。

20万kmまで達している車両はなかなか出回らないのですが、15万km程度であればまだまだ元気に走っている車両も多く見かけます。

 

交換するに越したことはないが、30万kmや40万km、それ以上を目指さない限りは無理に交換する必要なありません。

センサーや電装品について

センサーや電装品の劣化は国産車に比べて早いです。

特に熱が加わるエンジン付近の劣化は早い傾向にあります。

また、エンジン付近の部品の場合には、漏れ出したオイルやクーラントをかぶることで、更に劣化が早まる場合もあります。

 

早ければ5年5万kmくらいから、運が良くても15年15万kmまでには劣化による故障が出てきます。

これまで多くのBMWに触れてきた感覚値としては、10年10万kmまでに1カ所、多くて2カ所。1カ所も壊れない車両も多いです。

確かに国産車よりは多いと感じますが、新車から10年乗って1カ所(せいぜい2~3万円)と考えればそれほど極端な数字ではないと思います。

 

10年以上経過すると段々と増えてくる印象ですが、運の要素が強いです。

灯火類、スターターモーターあたりはあまり故障例が多くありません。

故障の真実

故障の実例と、主要な部品の耐久性を解説してきました。

故障と言ってもゴムや樹脂パーツの劣化によるものが多く、主要なパーツ自体の耐久性は高いことがお分かりいただけたと思います。

 

つまり、BMWの故障の真実とは以下のようなものです。

主要な機械は壊れないが、細かいパーツが劣化して故障という形であらわれる。

そして、その劣化スピードが国産車よりちょっとだけ早い。

BMWは壊れやすいか?

「BMWが壊れやすいか?」と聞かれれば、答えは No です。

壊れにくいです。

 

少なくとも新車から10年程度であれば、ほぼすべての車が故障知らずで走っています。

10年を経過すると、段々と故障が出てくることがあります。

しかし、その内実は先述の通りちょっとした部品の劣化です。

故障がまとめて出るわけでもなく、大きくて高額なパーツが壊れるわけではありません。

 

流石に20年も経つと故障も目立ち始めます。

しかし、20年も経つと国産車であっても故障が目立ち、修理代が高い/エアコンが効かないなどの理由で廃車になることも多いほどです。

 

なお、実際の消耗品や故障の例は以下の記事で、費用込みで紹介しています。

www.used-bmw.net

 

 

 

 

例外として、このブログでも何度も述べているシビアコンディションによる使用は車を極端に痛めつけます。

渋滞の多い都市部や、近所の買い物でばかり使われている車は残念ながら長持ちしません。

そうした用途には、日本車を使うべきです。

もしBMWをそうした用途に使うのであれば、乗りつぶして早々に新車に乗り換えていくような乗り方か、念入りなメンテナンスが必要になるでしょう。

さいごに

故障には優先順位があります。

先延ばししても構わないものもありますし、日頃のメンテナンスで防げるものもあります。

国産車に乗っていると、ディーラーから案内がある1~2年ごとの定期点検しかメンテナンスをしないというユーザーが非常に多いです。

国産車はそれでも十分かもしれません。

しかし、輸入車に関してはまだまだユーザー自身が日頃から車の状態をチェックしていく必要があります。

(もちろんお金に余裕があれば、ディーラー任せでも問題ありません)

 

最近では、新車から10年程度であれば国産車感覚で乗ることができるようになりました。

しかし、それ以上長く乗り続けたい、10年以上経過したBMWに乗りたいというのであれば、日頃から愛車の状態に気を配りましょう。

 

乗っていて異音や違和感がないか、たまにボンネットを開けて拭き掃除がてら目に見える異常がないかを確認すれば十分です。

それ以上はDIYに挑戦しても良いでしょうし、お店に任せても良いです。

是非、BMWを所有した際には、車とより深く付き合うことでより良いカーライフを送ってみてください。

www.used-bmw.net

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